2022.07.28
Testimonial
畿央大学 教育学部現代教育学科教授 西端律子先生
マタタラボは、2020年から始まった初等教育のプログラミング教育の入り口として、そして、その後は高度なプログラミングへの「橋渡し」的な役目を持つと考えています。マタタボットが親しみやすいデザインであること、プログラムを作るためのブロックが機能ごとに色分けされていてわかりやすいこと、そしてブロックをはめるボードの突起との組み合わせにより、作る段階から自分自身で間違いに気づくことができることなどの特徴があるからです。
付属マップ上の海や砂漠に旅をさせたり、既定のメロディーのほか自作の音楽も奏でることができたり、またマタタボットにペンをはめこむことで、図形を描いたりすることもできます。このように子どもたちの創造性を興味・関心で伸ばすこともできます。
ボードにおくことのできるブロックの数が限られているため、長いプログラムを作るには「関数ブロック」が必要になる、センサーアドオンを用いることで、色に応じてマタタボットが動きを変えるなど、発達段階に応じて、高度なプログラミングも可能になります。
コンピュータやタブレット端末などの情報機器の不要なアンプラグド教材の中において、さまざまなプログラムを作ることのできるマタタラボ、まずは楽しむことから始めてみませんか?